賃貸マンションの契約は慎重に

最近は賃貸のマンション物件も非常に多くなってきており、部屋探しの選択肢もとても豊かになってきました。ただその分、物件を選ぶのが大変になっているのも事実です。特に最近は賃貸マンションと一口に言ってもその種類が様々です。中にはウィークリーマンションやマンスリーマンション等、契約期間がごく短いマンションもありますが、これは通常の賃貸の物件とは性格が大きく違うので注意が必要です。ウィークリーやマンスリーは借りる条件によってその家賃が変動する、という性質を持っています。そのため、設定された底値の家賃で借りられるとは限りません。この底値の家賃は継続して○カ月以上、あるいは○年以上という契約内容が多く、1か月や1週間などのごく短期間を賃貸した場合には、家賃も高くなる傾向があります。ただ、こうした短期間契約の物件は家具が備え付けてあったり、保証人が不要、光熱水費が家賃に組み込まれている、敷金や礼金、仲介手数料などが安い傾向にある、といったメリットも多くあります。そのため、長期出張などで使用する人が多いのです。

これとは逆に、通常の賃貸マンションで生活する場合は比較的長い期間を想定しています。賃貸マンションでは家主と借主が賃貸の賃貸借契約を結び、部屋を借り受けることとなります。この契約内容がポイントですが、これは物件によって異なります。賃貸マンションの場合は、契約時に交わす契約書および重要事項説明書に記載されている事項については、きちんとそれを遵守する義務が生じます。これに反した場合には、契約を解除されても文句は言えませんし、また法的な手段を講じる場合もあるので気を付けましょう。この契約内容では、家賃や管理費(共益費)、敷金、退去の申請の仕方(時期)、更新手続きと更新料、その他の決まり事が記載されています。一般の常識にあまりに反する場合にはこの契約を無効とする場合もありますが、基本的には契約書に署名捺印した段階で契約は効力を発揮するので気を付けておきましょう。内容に疑問がある場合には契約前にきちんと解決しておくことが重要です。また、この契約書に署名捺印後に、物件をキャンセルすることは難しくなります(入居前であればたとえ契約書に署名捺印していてもキャンセルできるとする裁判判例があるので絶対にできないか、と言われると判断が難しいですが、かなり厳しいでしょう)。そのため、物件は慎重に選ばなければなりません。そこで、ここでは賃貸マンションの上手な選び方について見ていきたいと思います。きちんと物件を選ぶことが生活を豊かにする第一歩です。

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